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 朝夕の冷え込みが一層厳しくなってきました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 去る11/8(金)に、今年最後の東京淡路会の勉強会が、表参道・南青山会館でありまして参加して参りました。

 『伝統のおせち料理とわが家のおせち』と題して、NHK「今日の料理」にも出演されている河野雅子さんが講師で来られていました。とても気さくな方で、よく通る声でアットホームに話してくださいました。

 重箱に詰められた料理のことを「おせち」と呼ぶという話から始まり、おせちの歴史や、お重箱の歴史など、男性の方にも勉強になる内容から、定番のおせち料理の意味(黒豆=豆に暮らせるように。海老=長寿祈願。などなど)、そして女性必聞の各お重の入れ方などなど、とても実のある一時間が過ごせました。

 まだ嫁入り先のおせち料理を恥ずかしながら手伝ったことが無い私は、いつか、今日学んだことを生かしてお手伝い出来る日を楽しみに、少し早いですが『良いお年を!』と声をかけながら会場を後にしました。

 ちなみに、来年も基本第二金曜日の午後6時から開催(5/9、8/8、11/14)されます。


 今年も残りわずかとなってきました。寒い日が続いております。皆様、どうぞお身体には十分ご留意くださいませ。またお会いできる日を楽しみにしております。

                         44回生 田村 洋子
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「ふる里の訛なつかし 停車場の
           人混みの中に そを聴きに行く」

歌人・石川啄木の気持ちと同じく、場所を駅から信濃町の明治記念館に移し、参加者の多くが話す〝淡路訛〟を耳にすることが出来る集いが10月10日催されました。

 メインは「大和のまほろば」と称する、津名高校47回卒の大歳久美子さんに依る二十五絃箏の語りで、もみ烏帽子・裃と衣裳にも凝って居り、出席者夫々が情景を描き、浸り、視覚と聴覚を駆使し、千三百年前の悠久に魅き込まれた時間を過ごしました。




 二十五絃箏は初めて聞く楽器で、一般の琴よりも巾が広く、音域
の広さ、とりわけ低音は、お腹の底に響く感を受け、プロとして技術の高さを確信致しました。

 参加者は100名位の中、津名高出身者は一卓(10名)のみ乍ら、仲間意識で
「内輪」の感あり、老いも若きも共に話に花が咲き、終始和やかで、出席の回を重ねる毎に楽しくなって参りまして、お誘い戴きました岩井支部長様には感謝の一語に尽きる処でございます。

 会の終盤は待ちに待った「お楽しみ抽選会」。淡路島の地元企業が提供して下さっ
た沢山の食品が当たり、喜々として散会し、帰路は笑顔に満ちとてもホットな心で会場を後に致しました。




 25回生 藤本晴子
先日、東京淡路会の勉強会に出席しました。
 テーマは『洲本城のみた淡路島』ということで、歴史読本の編集長の方が来られてお話くださいました。
 三市とも歴史の街づくりを活発にしている淡路島(淡路市=五斗垣内遺跡、洲本市=洲本城、南あわじ市=人形浄瑠璃)の歴史のお話でした。

 『歴史という観点からみると淡路は歴史の宝庫。伝説が多い。もっともっと広めたい』と古代史の好きな編集長は、今噂の五斗垣内遺跡で感動したという話から始まりました。
邪馬台国の話が絡むロマンあふれたお話でした。

 次いで、応仁の乱以降、下剋上の時代に築かれた洲本城の歴史と絡めて、細川氏⇛三好氏⇛信長⇛秀吉⇛家康、菅原道真、稲田騒動等々、懐かしい日本史のお話を郷土の地名を聞きながら聞くとまた新鮮でした。

 『地域の歴史を掘り起こすことはその地域に勇気を与える』と同志社大学名誉教授の言葉でしめられた1時間余りの有意義な時間を楽しく過ごしました。


 東京淡路会とは=関東地方で暮らす淡路出身の方の親睦会。
         大正7年創立以来90年余り、毎年盛会に開催されていて、
         津名高校同窓生も多く参加しています。