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「ふる里の訛なつかし 停車場の
           人混みの中に そを聴きに行く」

歌人・石川啄木の気持ちと同じく、場所を駅から信濃町の明治記念館に移し、参加者の多くが話す〝淡路訛〟を耳にすることが出来る集いが10月10日催されました。

 メインは「大和のまほろば」と称する、津名高校47回卒の大歳久美子さんに依る二十五絃箏の語りで、もみ烏帽子・裃と衣裳にも凝って居り、出席者夫々が情景を描き、浸り、視覚と聴覚を駆使し、千三百年前の悠久に魅き込まれた時間を過ごしました。




 二十五絃箏は初めて聞く楽器で、一般の琴よりも巾が広く、音域
の広さ、とりわけ低音は、お腹の底に響く感を受け、プロとして技術の高さを確信致しました。

 参加者は100名位の中、津名高出身者は一卓(10名)のみ乍ら、仲間意識で
「内輪」の感あり、老いも若きも共に話に花が咲き、終始和やかで、出席の回を重ねる毎に楽しくなって参りまして、お誘い戴きました岩井支部長様には感謝の一語に尽きる処でございます。

 会の終盤は待ちに待った「お楽しみ抽選会」。淡路島の地元企業が提供して下さっ
た沢山の食品が当たり、喜々として散会し、帰路は笑顔に満ちとてもホットな心で会場を後に致しました。




 25回生 藤本晴子
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Comment
1
無題

東京淡路会の総会に参席できず失礼しました。来年は出席するように致します。

二十五絃箏は初めて知りました。僕が知っているのは、正月に奏でられる和琴? それと大正琴で、昭和演歌の伴奏でよく使われるモノ寂しい高音楽器です。
そう言えば、淡路の親戚のオバサン(と言っても僕の一つ年上)も大正琴同好会で老人ホームに慰問し琴演奏していると聞きました。

烏帽子、狩衣、白袴での琴演奏は千三百年前の大和国を彷彿させますね。
更に、わがふる里、「国生みの神話」や「オノコロ島」の神話の世界に誘われます。
島にいる時はこんなこと全然考えも及びませんでした。とにかく島を一刻も早く出たいそういう思いだった。
今、人生の頂上に登りつめこれからいよいよ下り坂にさしかかる時に、自分のルーツや故郷への強い郷愁が心に広がってきました。その時に丁度、東京淡路会に出会い、そして、岩井支部長の津名高校OB会に出会いました。淡路のヒトと話していると、アノ時代、アノ場所でともに生きてきたという共有感・一体感が感じられるのがスゴくイイです。

最後に、藤本さんの知性と品格溢れる投稿に感銘を受けました。また頻繁に投稿して下さい。そのためにもスマホかタブレットを常備して下さい。


コメントが少ないので、チョット雑感を書いて見ました。この後に、誰か続いて下さい。

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